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FXテクニカル基礎

相手の身になってチャートを見る

2016/09/27


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今回は「相手の身になってチャートを見る」
ということについてお話していきます。

北風と太陽の話 強制させてもうまくいかない

あなたは「北風と太陽」のお話をご存知でしょうか?

内容的には以下のような感じ

・旅人に服を脱がせるにはどうすればいいか北風と太陽が勝負をする
・北風は暴風で服を無理やり吹き飛ばそうとする(強制する)
しかし、うまくいかない。
・太陽はさんさんと温度を上げて、旅人自ら脱ぎたくなるように仕向ける(自発性を促す)
そして、結局は太陽が勝利した

という話だ。

この話はかなり物事の本質をついている
その身近な例を幾つか見ていきましょう。

 

会社の上下関係

力でねじ伏せる上下関係は反発を招きやすい。
職場で鬼上司が力であれやれこれやれと命令しているとする。
部下はその場では上司が怖いから(めんどくさいから)
せっせと仕事をするだろう。
しかし上司の姿が見えなくなった途端にサボりだすのだ。
彼らは仕事をしていたのではなく、
仕事をしているふりをしていただけなのだ。

逆に、人徳で部下を大事にし、部下の身になって相手を尊重する
そして、あの上司のために頑張りたい!と思ってもらったほうが
その絆も強くなるし、生産力も大きく上がるだろう。
そこに上司がいなくてもしっかりと自発的に頑張ってくれるものだ。

 

恋愛

好きな人、気になる人に限ってうまく行かない事が多いだろう。
(人間の行動心理として、嫌な記憶だけ残っている、という事もあるかもしれないが。)

昔から、押してもダメなら引いてみろ、
恋愛はシーソーゲーム(古いな、、)
などとはよく言われたものだ。

押せば相手は引いてしまうけど、自分が引けば相手が押してくるものだ。
好き好き言うと相手は飽きてしまうけど
全然言ってもらえないと好きだと言って欲しくなるのが人情だ。

自分の気持ちを押し付けるのもいいが、
まずは相手の身になって相手を尊重する。
相手の趣味や話を反発せずに受け入れ、理解してあげる。
まともに話ができるのはそこからがスタートだろう。

 

ビジネス

ワルな人は弱者からお金をぶんどろうとする。
力で無理やりサイフをこじ開けようとする。

しかし、無理やり搾り取ったところで大したお金にはならないし
成功率も低い。おまけにPOLICEのお世話になるリスクも付きまとうだろう。

そのため、彼らの稼ぎのことを「シノギ」というわけだ。
おそらく、一時しのぎ、というところから来ており、
長期的には使えない一時的な手法だということは
彼ら自信でわかっているのだろう。

ビジネスは価値と価値の交換である。
まず先にユーザーに価値を提供する、
そして、そのかわりに対価としてお金を頂くものだ。
まず与えてから、価値を感じてもらえたら、そのお返しがもらえるのが本質だ。

ワルな人が焦る気持ちはわかる。
だが物には順序と言うものがあって
順番を間違うとうまくいかないものだ。

まずは顧客の身になってメリットを考えて、喜んでもらう
こちらの要求を飲んでもらうのはその後だろう。

 

トレードも相手の身になってチャートを見るとうまくいきやすい

トレーダーの対戦相手とは反対売買者だ。
自分が買ってるときは「売り手」、売りの場合はその逆となる。

トレードの相手は市場参加者の大勢だが、
一つの生命体として考えると売り手と買い手の戦いといえるだろう。

自分が見てる方向だけではなく、
自分と反対のトレードをしている人たちは
チャートをどう見てるのかを考えて行くと
止まりやすいポイントや、伸びやすいポイントが見えてくる。

・どこを抜けたら勢いが付きやすいのだろうか?
・どこで損切りを入れやすいのか?
・どうなったら撤退しやすいのか?
・どこで待ち構えてるのか?

こういったことを常に考えておこう。

トレードの教科書はトレードするための前提条件だ。
それ通りに動くというものではない。
スポーツで言えばルールを知ったにすぎない。
その前提条件を頭に入れた上で
みんながどう動くだろうか?という心理戦なのだ。

教科書どおりにダブルトップが出た場合、
大きく下落するかも知れないが、
もしそのダブルトップが崩れたら
逆の人たちはどう思うだろうか?
どういう行動を取るだろうか?

というように
相手の身になって考えてみると、
一歩先を考えられるようになろう。

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