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FXセルフメンタル

メンタルは鍛えるものではなく、コントロールするもの

2016/09/27


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今回は「メンタルコントロールの方法」について
お話していきます。

相場ではメンタルが大事だとよく言われるが、本当にそうなのか?

相場ではメンタルが大事だとよく言われます。

メンタルを壊してしまう原因として
・トレードチャンスのパターンを待てない
・今すぐ儲けたい
・さっきの負けを取り返したい
・指標で一気に勝負したい
・ロットを上げて一気に儲けたい
・あれもこれも狙ってしまう、一貫性がない

というものがあります。

しかし、よく見ると
「すぐに儲けたい」ということに直結しているのではないでしょうか。

 

メンタルを鍛えるということが言われてますが
はたしてそれは可能なのでしょうか?

また、そのためにはどうすればよいのでしょうか?

 

・記録を付けて、感情の状態を監視する

自分のトレードを画像を残して記録してみてください。
トレード中に見る画像と、後からチャートが出来上がってから見る画像では
見え方が全然違います。
エントリー、エグジット、その後、の3つの画像を残して
自分が正しいトレードができていたかどうか確認してみてください。

後で完成したチャートを見て、どこで入るのが正しかったのか
ゆっくり分析しましょう。

ポジションの保有中は欲望に支配されていることが多いので
トレードした方向にバイアスがかかっていて、
自分に都合よく見ていることが多いです。

逆に、含み損を抱えている時に
恐怖で逃げたい感情などもでてくるので
なかなかニュートラルに相場を見ることができません。

なので、ポジションを解消してから、あとで冷静に見てみると
どこで入るのが良かったのかはっきり見えてくると思います。
だからこそ画像を残しておき、記録を残しておくのです。

また、トレード中の感情の記録などを残しておくと

・自分がどういう時にどうなるか、
・負けた時にどう思ったか、
・勝ちトレードでも途中逆行していた時どう思っていたのか、
・どういう感情の時に負けやすいか、

など、自分の状態に気づくことができますので
必ず記録を残しておくようにしましょう。

 

・冷静になる、怒らない、怒りの原因を遠ざける

トレード中に自分が意図しない動きをした時に、怒ってしまうこともあると思います。
怒っている時は完全に感情に振り回されている時ですので、
その時の判断は自分の成績や規律に、著しく悪い影響を及ぼします。
怒らない方法を考え、回避し、冷静な状態になるまでトレードは控えたほうが得策です。

私も長い間これにひどく悩まされました。
怒り始めると、リベンジトレードを始めて、負けるばかりでなく、
更にリベンジしようとし、連敗し、規律も破り、記録もせず、ポジりまくって
マウスもぶん投げて何個か破壊してしまい、ノートパソコンを殴ったりして
私のノートPCはボコボコでした(今となってはお恥ずかしい話です)
私ほどにバカな人間はいないと思いますが、
とにかく、自分のトレードスタイルが全てむちゃくちゃになります。

これではトレード技術の上達など望めませんでした。

そこで、私がとった回避策は、怒ったら直ちにその怒りの根源を遠ざける事です。
イラッとしたら、ポジションを閉じ、チャートも閉じ、
その日はチャートを一切見ないこと。

チャートを開いてしまうとまた怒りがこみ上げてきて
リベンジする方法を考えてしまいます。
なので、怒りのトリガーを引いてしまう前に銃を隠してしまうのです。
見えなくしてしまえば怒りようがありません。

自分が「正しい行動」以外のことをしていると気づいたら
まずはチャートから離れて冷静になることが第一です。

 

成功トレードから学ぶ、失敗トレードを見ないようにしてみる

失敗トレードは、冷静になれなかったり、正当化したり、言い訳を探したり
負の感情がうごめいていることが多いです。

マイナス感情に支配されやすい人はなかなか負の感情に逆らうことができません。
そこで、違う方向からアプローチする方法を考えましょう。

正しいトレードパターンだけをたくさん集め、その共通点を探ります。
失敗を改善することも大事ですが、
成功の型の癖を付ける、当たり前にしてしまう、
という方法もかなり有効です。

検証などで同じ成功パターンだけをひたすら実践し、
失敗したら「なかったコト」にして、
戻して正しいポイントでエントリーし直します。
失敗したらイライラして変なことしてしまうところが
失敗をなかったコトにして検証を続けると冷静に学習、練習できると思います。

失敗に気を取られて、自己嫌悪や言い訳に気が散ってしまう所を
集中して成功体験だけを学習することができます。

感情が邪魔をしてなかなか成長できない人には
かなりおすすめの方法です。

 

そもそもメンタルを鍛えることはできるのか?

どれだけたくさんの間違いを犯しても
間違いに「またか」と慣れてしまうでしょう。
でもそれだけでは決して正しいトレードができるようにはなりません。

どれだけ大金を失っても損失の額の大きさに慣れて金銭感覚は狂うけど
正しい学習ができるものでもありません。

そして、負けが当たり前になり、負けに慣れてしまう。
危機感がなくなってしまう、ということにも陥っていまいます。

鍛えられては困るところが鍛えられてしまいます

薬の抗生物質の耐性に近いかもしれません。

ウイルスが抗生物質に耐性を持ってしまうように、
トレーダーは負けに耐性がつくと、
負ける事に慣れてしまう危険性があります。

ですので、メンタルは鍛えるものではないと思っています。

ではどうすればよいのでしょうか?

メンタルはコントロールするもの

メンタルは鍛えるものではなく、コントロールするものです。

コントロールとはどういうことか?

トレードで負けるとつらいです。
逆行すると腹が立ちます。
でもその感情を一旦横に置いといて、
なぜそうなってしまったのか、原因を冷静に分析します。

いわば、理解するということ。

感情的になる ことから抜け出さないと、決して理解することができません。

・感情と理性の分離する
・事実と感情を切り離す

ということが大事だと思います。

・子供に教える時も、感情に任せて怒っても、理解してもらうことはできません。
・男女のケンカも感情的に罵り合ってては解決になりません。

相場も同じです(自分で自分を教育する場)

冷静な状況で論理的に理解することが解決への唯一の道です。

1,まず冷静になること
2,そして論理で理解すること。

いわば、論理で説明が付くようにすることが大事だと思います。

感情で下した判断は論理的に説明していくと、
必ずどこかで矛盾や行き止まりにたどり着きます。

なので、自分でなぜそのトレードを行ったのか、
根拠を具体的にチャートで説明してみて下さい。

 

論理的に説明するには?

「トレンド」にしても、具体的にどうなったらトレンド発生と認識するのか、
短期でトレンドが発生しているけど
中期ではどこまでが戻りとして可能なのか。

言葉の定義、トレンドの定義、パターンの定義、などを
明確にする必要があります。

「ここから急騰するかも」とかの先入観や
根拠の無い思い込みは捨てて
現実的に具体的に考える必要があります。

そのためにも、上がりそう、下がりそう、
等の感情ワードではなく
必ず数字や論理で明確に説明できるように、
相場解説の練習をしておきましょう。

そうすれば、感情に振り回されず、
正しいトレードや、やってはいけないトレードを
認識することができるようになると思います。

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